1996年5月 NTTドコモの「デジタルムーバN103HYPER」(製造元:NEC)が発売された。着信メロ機能が世界で初めて搭載され、プリセット楽曲から選択できた。 1996年9月 日本移動通信(IDO・現=au)が、「デジタルミニモD319」(製造元:日本電装、現デンソー)発売。携帯電話としては初めて、自分で作曲したメロディを着信音にすることができる 「メロディ着信音作曲機能」を搭載した。 1996年11月 電子楽器・通信カラオケ業界のメーカー系業界団体である社団法人音楽電子事業協会 (AMEI) の著作権委員会業務用通信カラオケワーキンググループ委員、ソフトウェア委員会マルチメディア研究部会副部会長であった松川政裕氏が、頭打ちの傾向が見られ始めたカラオケ業界の新規事業プランとして、「携帯電話着信音のMIDIデータ化とその配信及び課金」構想を発表。 1997年6月 アステル東京が、「着信メロ呼び出しサービス」開始。対応機種である「AS-11」(製造元:シャープ)、「AD-11」(製造元:デンソー)が遅れて発売された。 1998年3月 石川英治氏の原案・山崎はるか氏の開発で、着信メロディ作曲ツール・オルゴトロン98がugtopより公開された。同ソフトは、ベクターから累計11万本がダウンロードされた。 1998年7月 双葉社から発売された辻めぐみ氏が生みの親の『ケータイ着メロ ドレミBOOK』が発売された。同書は1999年3月時点で8冊計350万部を売り上げた。 1998年10月 アステル東京が「着メロ」商標登録。 1998年11月 デジタルホングループ(現ソフトバンクモバイル)が、着信メロディ配信サービス「スカイメロディー」サービスを開始。 1999年9月 NTTドコモのiモードの公式サイトとして、ギガネットワークス(コンテンツプロバイダー,運営元)、による着信メロディ配信サービス、「着信メロディGIGA」を開始。 1999年12月 NTTドコモのiモードの公式サイトとして、エクシング(通信カラオケ業者,コンテンツプロバイダー,運営元)、フェイス(ファイルフォーマット開発)、ゼン(配信システム開発)による着信メロ配信サービス、「ポケメロ」を開始。 2008年3月 イー・モバイルが音声通話サービス開始にあわせ着信メロを開始。