[記事を書く] [月別][ｺﾒﾝﾄ] [更新ｱﾗｰﾄ] ◇2012年03月22日(木)◇ 【嘘】 --私は嘘つきです 人は何故、嘘をつくのだろうか。嘘をつけばその場は丸く収まるが、後々ばれるともっとややこしいことになってしまうというのに…。 そのことに気付かないのは、世間様がいう愚か者とかいうやつなのだろうか。私は嘘が嫌い。だけど、自分はかなりの嘘つきだ。 類は友を呼ぶ。嘘つきの私には、嘘つきの人間が集まる。嘘で塗り固めた私。まるで不安定なバランスゲームのように、嘘の上に嘘を積み上げてゆく。いつ崩れるか分からない。それは、"スリル"。 嘘をつくと周りの人間は、憧れの、尊敬の目で私を見つめる。それは、真実だと見せかけた嘘だから。丸っきりの嘘はばれやすい。嘘は、真実を練り込むことによってより完璧なものとなる。 嘘はばれなきゃいいと思っていた。でも、嘘は嘘。嘘とばれてしまえば、憧れの目が尊敬の目が、軽蔑の目へと変わる…。そんなことにも気付くことなく、人は嘘を塗り重ねていく。なんて愚かなのだろうか。真実も嘘に埋もれ、やがて嘘となる。 嘘がばれ、人に軽蔑されたときに思う。明日からは、正直に生きようと。だがそんなことも出来る訳もなく、再び嘘をつく。 みんな同じなのだろうか…。 嘘にも色々な種類がある。人を守るためにつく嘘、自分のプライドを守るための嘘。私がつくのは、主に後者のほうであろう。他人が傷付く?…関係ないね。私は、自分以外には無関係で、どうでもいいと思っている自己中心的人間だ。人の評価なんてどうでもいい。自分に利点が有るか無いかが重要なのだ。 さすがに、おおっぴらにこんな自分を出すことはしない。だせばどうなるかくらい、どんなに馬鹿でも予想出来る。私は、人一倍ずる賢くて、猫の被りかたも徹底している。ちょっとやそっとじゃばれないよ。信用が有るからね。 といっても、今まで一度もばれたことない訳じゃない。数えきれないほど失敗してきた…。その度に人に軽蔑された。しかしながら私は、すぐに次の嘘をつく。人にどんな風に思われても平気だった。強いとか、そんなんじゃないけどね。だって、嘘によって、また以前とは違う自分になれるから。失敗する度、どこが不完全だったのかを考える。次の嘘を完璧にするため。 16:25 ｺﾒﾝﾄ(0) [ｺﾒﾝﾄを書く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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