†雪姫†

2012年10月01日(月)
【命は秋の舞い散る木の葉のように】
命は秋の舞い散る木の葉のように





「命は秋の舞い散る木の葉のように」


僕らのたまり場の
酒場でいつも二人
居たね

君は朝まで待ちきれなくて
眠りに落ちる

何も不安の無い
少女のように

そっと僕の上着を
君にかけた

夢見る君はまだ
こんな未来を
予想することもなく

小さな体を
せまいソファーの上
丸まって眠る

君の寝顔に
キスしたい

愛くるしい
寝顔に見とれて

君の唇まで
数センチの夢

髪を切った君は
なんだか落ち着いた
女性に見えた

君はどんな夢を
見ているのかな

まさかこんな未来
誰も想像しなかった

始発の時間に君を
やさしく起こした

寝起きが悪い君は
たいてい機嫌が悪くなる

店を出て駅まで送る
なんだか無口だった

笑顔で手を振って
駅の改札を通る君

君は何度も振り返り
手を振ってくれた

やがて後ろ姿は
人ごみに消える

まさかこんな
未来が来るなんて

まだ20代なんだよ

未来があったんだよ

女性として結婚して

可愛い子供を産んで

なぜ神様は彼女に

死をあたえたの

あんな小さな体に

あんまりだよ

大切な君に

せめて着せたかった

純白のウエデイングドレス

君のうれし涙は

未来を変えたはず

今でも君が隣に居るようで

愛する世界で一人の君へ。


01:05
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