陰謀説

 航空事故調査委員会が後に発表したところによると、この事故は、事故の7年前に“しりもち事故”を起こした際に、米・ボーイング社が行った修理が不充分だったことが原因なのだという。
 だが、本来その根拠となる筈の部品の回収作業はというと、あろうことかその多くを事故発生直後だけで済ませ、さっさと切り上げてしまっている。そして20年以上も放置された。
 しかも、そうした形で発表された事故調査委員会の見解には多くの矛盾点があり、生存者の証言ともかなり食い違う部分が存在していることから、多くの専門家らが再調査を求めた。
 だが、そうした点をいくら追及されても、彼らが再調査を行うことはなかった。実は彼らのこうした姿勢が、後に数多くの「陰謀説」を産むこととなるのである。

 事故発生直後から現在に至るまで囁かれ続けている“陰謀説”は様々だが、実は「自衛隊が関与している」というところで大凡一致している。また、それら説に関しては、次のような証言・証拠などが存在していることも、後年明らかになった。

 ●事故発生時に浜松の自衛隊基地からF14戦闘機が発進していた(同機が撃墜目的で発進した可能性)

 ●正式納入前の新造護衛艦まつゆきが、同時刻に相模湾で試験的に運用されていた。また、墜落現場からはなぜかオレンジ色の塗料がついた部品だけが素早く回収されている(同艦から射出されたオレンジ色の無人標的機が123便に激突した可能性)

 ●墜落現場周辺に住む住民の「(123便が)炎上しながら墜落してきたように見えた」「発光体が飛んで来た」という目撃証言(自衛隊機による墜落の可能性)

 ●「何かが爆発した」と機長らが発言する前に、既に彼らの緊張状態は異様に高まっていたことがボイスレコーダーの分析で判明(前述の標的機などの飛来物が接近し、機長らが気付いた可能性)

 ●71年発生の雫石事故も、自衛隊が民間機を敵機に見立てて演習したのが原因であると指摘する声(自衛隊の演習に巻き込まれた可能性)





w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ