【概要】 1995/11/27 新潟県上越市春日中学校の伊藤準くん(中1・13)が、自宅のバスケット・ボードで首吊り自殺。 1995年夏休み頃から、子どもたちが朝6時に伊藤家に来て、バスケットコートを使用するのを父親がとがめたことをきっかけに、いじめが始まる。 11/初め頃 3人が準くんの妹を泣かしたことを父親に叱られてから姿を見せなくなった。 体操着に墨がついていたり、ジャージの裾が破れていたりすることがあったが、「転んだ。なんともない」と話していたために、親は息子がいじめられていることに気付かなかった。 2学期以降は、授業時間、清掃時間、休憩時間、部活時間、準くんの自宅など、時間と場所を問わず、服を脱がしたり、水をかけるなどのいじめを執拗に繰り返されていた。同級生が、準くんがトイレで泣いているのを見て、教師に告げたこともあった。 自殺の数日前に準くんは、したこともない夕食の手伝いをし、妹にも急に優しくなった。 直前、親しい友人らとの雑談で「ビルから落ちるとどうなるのかな」などと話していた。 ジーンズとパーカーを買って欲しいと親にせがみ、買ってもらったばかりの服を着て亡くなった。 【遺言】 家族の皆様、さきだつ僕をおゆるし下さい。僕はお父さんに怒られて家にこなくなった●●君、●●君、●●君、他に●●君、●●君に学校でいじめられていました。みんなたった1日で態度がかわり、皆、僕を無視しはじめました。掃除の時間はトイレで服をぬがされたり、水をかけられたりしました。いたずら電話もよくありました。僕がでると受話器をとったとたんきれてしまいました。またお金のふんしつはしょっちゅうありました。500円玉を2枚持っていくと、帰りには1枚になっています。このようなことが続き、今では5000円近くうばいとられました。まだまだありますが、僕はもうがまんができなくなりました。学校へ行っても友達はいますがその友達に僕を無視させたりしていそうでとてもこわいのです。生きているのがこわいのです。あいつらは僕の人生そのものをうばっていきました。僕は生きて行くのがいやになったので死なせて下さい。それからお父さん。自転車買ってくれて本当にありがとうございました。まだ一週間も乗っていないけど本当に感謝しています。自転車は●●ちゃんにでもやって下さい。あいつらは●●君やいろんな人をいじめていました。●●などはまだその、いやそれがどれほど悪い事なのか分かっていないようで僕がぎせいになります。僕のまだきれるコートや服は●●ちゃんや●●ちゃん、●●君などにあげて下さい。僕の物なんかとっていてもしかたがないのでそうして下さい。バスケットボードは**君にあげて下さい。家族の皆さん、長い間どうもありがとうございました。 平成7年11月23日 春日中1年5組3番 伊藤 準 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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